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雑草の駆除方法(草刈り機等を使用する方法)

雑草の駆除の方法としては、大きく分けて3つの方法があります。1つ目は、物理的に取り除く方法、2つ目は、なんらかの薬剤を用いる方法、3つ目は、生育環境の制限による方法

これらの方法は、駆除の目的、駆除の環境等々により適切に選択する事が必要になってきます。



1.物理的に取り除く方法(切る、抜く、焼く、埋める)

単純で、最も確実な方法ですが、同時にもっとも手間のかかる方法とも言えます。

a)手作業で雑草を除く方法。

この方法は、確実に選択的に雑草が取り除けます。貴重な植物の周囲、付加価値の高い農作物の周囲等どうしても人手で判断して、雑草を取り除く必要があるときに行うべきで、広範囲にわたる除草にはあまり適した方法ではありません。
         

b)機械を用いて雑草を刈る方法。

この方法は、広く行われている方法で、草刈り機を用いて、人が草を刈っていきます。純粋に手作業だけで抜く方法より、かなり効率的な除草方法ですが、繊細な選別的な除草は難しい部分があります。また、高速回転する刃があるので、その安全管理にも十分注意する必要があります。また、草駆除のバーナーを使用する場合には、火災防止(延焼防止、消火用水の準備等々)措置を確実に行わないといけません。

一般的な、機械式の草刈り道具類
  
形式動力適用箇所
手持ち式草刈機モーター(AC、充電)ロータリー・往復運動狭い場所
電動式草刈機モーター(AC、充電式)ロータリー刃(金属、樹脂) ↑
エンジン式草刈機エンジン式ロータリー刃(金属、樹脂) ↓
自走式草刈機エンジン式・電動カゴ型刃、ロータリー刃広い場所
手動式草刈機手動(手押し式)カゴ型回転刃等比較的狭い場所
ポイント:保護メガネの着用、小石等のハネの防止(周囲に気を配る、あらかじめ飛びそうなものを除いておく等々)


その他の除草道具類
  
形式動力形式適用箇所
草焼きバーナーカセットガス(液化ブタン、プロパン等)バーナーで草を焼いて駆除。種も焼くので再発芽が防げる。比較的広い場所
電動ドリル用草抜きビットモーター(AC、充電式)2枚の回転ブレード(金属、樹脂)に挟み抜く局所的な草抜き等
ポイント:火災防止の措置を確実に行う。(バーナーの場合)